超高輝度メタリック・金属調塗料 メタルフラッシュ を試してみました。

この塗料は、特別な設備などを必要とせず、通常のスプレーガンで手軽に
メッキ調 の塗装が出来るという代物。
価格は、画像の250gのボトルで14.000円とかなり高め。
まずは自分のバイクのパーツで試してみようという事で、
フロントエアクリーナサイドカバーを塗装してみることにしました。

ノーマルでは、艶消しのガンメタ。
完成画像の前に、
METAL FLASH の塗装方法について
説明しておきます。
METAL FLASH の塗装工程 は
3コート塗装 と言って、
★ベースコート塗装 ⇒ METAL FLASH塗装 ⇒ トップコートクリヤ―塗装 の手順。
ベースコートには、ブラックを塗装。
このベースコートを如何に滑らかに艶々に塗装出来るかが、最終的にメタルフラッシュの仕上がりを左右する重要なポイントです。
METAL FLASH は非常にデリケートな塗料で、ベースコート塗装後に中研ぎは出来ないので、表面にゴミ・ブツが付着しないよう注意が必要です。
METAL FLASH の塗装では、素早くスプレーガンを動かしながら塗装し、塗り込み過ぎない事がポイント。
ベースコートの艶を適度に透かす事で微妙な金属調に仕上がる為、塗り込み過ぎてしまうとただのアルミのようなメタリックになってしまいます。
また全ての工程でしっかり強制乾燥する事も重要。
そんな事を頭に入れ、ベースコートの状態や、METAL FLASH の塗装回数等を色々と試しながら完成したのがこれ。

黒光りした感じや、予想以上に映り込み感もあり
GOOD!早速バイクに取り付けると、
日差しの下ではまた違った輝きがあり
GOOD!

こいつはなかなか気に入ってしまいましたよ。
ベースコートの色を変えたり、上からキャンディカラーを吹く事で様々な金属調カラーの再現も可能なので、これから色々と試してみたいと思います。
ただ一つ注意してほしいのは、あくまで
メッキ調であるということ。
言い方を変えれば
“なんちゃってメッキ” です。
メッキ同様の輝きをイメージしてしまうと物足りない物になりますので、
メッキとは全く異なる物ととらえてもらいたいと思います。
ある意味メッキ以上の質感と雰囲気を持っているとも言えます。
METAL FLASH はバイクや車のパーツ、中でもホイールには多く使われているようで、これはいい感じに仕上がりそうです。
バイクのシーズンオフには、ホイールをペイントしてみましょうかね。
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